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イミテーション・ゲーム (THE IMITATION GAME)

土曜日が公開初日だった仮面ライダーと迷って、こっちを見てきました。ベネディクト・カンバーバッチ主演のイミテーション・ゲーム。
ドラマSherlockですっかりハマって以来のファンなので、完全にベネディクト目当て、前知識ゼロでの鑑賞でしたが、予想以上に素晴らしい作品でした。これはベネディクトファン以外も観るべき。

若くして亡くなった英国の数学者アラン・チューリングの生涯を、主に第二次世界大戦中の、ドイツ軍が誇る解読不可能な暗号「エニグマ」を解読し英国を勝利に導いたエピソードを主軸に描いた作品。ベネディクトはこのアラン役を演じている。
ファンなのでどうしても贔屓目になってしまうけど、やはり一番驚かされたのはベネディクトの繊細な演技。アランの抱える大きな孤独や、戸惑い、葛藤が痛いほど伝わってきて、観客が次第に彼に同調し、共感し、時に手のかかる親友や弟、息子に向けるような情のこもったため息や微笑みを漏らすのが館内にいてはっきりと伝わってきた。
ストーリー展開にも無駄がなく、中だるみのようなものもなかったので最後まで緊張感を持って(これは私が完全に前知識なしだったから結末が全然予想できてなかったというのもあるんだけど;)観ることができた。現在と回想が入り混じる構成になっているから、時々混乱するところもあったけど・・・そこは多分私の知識不足な所もあったのだと思う。
キーラ・ナイトレイが演じたアランの婚約者ジョーンもすごく魅力的。アランは同性愛者だったから結局この2人は結婚することはないのだけど、カミングアウトしたアランとそれを聞いたジョーンのやり取りが印象的だった。やっぱり結婚はできない、婚約は解消しようと言うアランに対して、私たちなりの方法で寄り添って生きていけばいいじゃないと言い切る彼女。私はあなたが好きよ、と。

I love you.

じゃなくて

I care for you.

と言っていたのがなんだか、こう、上手く言えないけど心にぎゅっときた。。。
(それにしてもこの人は本当に美人だなぁ)

結局最期まで、アランの孤独は埋まることもなく、事実の通り、彼は自ら命を絶って映画は終わるのだけれど、エンドロールが流れ始めて、そこからじわじわとこみ上げてくるものがあり、気づいたらエンドロールを見つめながらボロボロと涙を流していました。
最愛の者をある日突然失ってしまった彼の心にぽっかりと空いた穴は、何を持ってしても埋めることはできなかったんだろうな。
大切なものがある日突然いなくなる、その理不尽さ。誰にぶつければいいのか分からない怒り、哀しみ、孤独。それは当然私にとってはエアを思い出させてしまうから、思いがけずに共鳴してしまったのか、涙が止まらなかった。
私には彼のような才能も功績もないけれど、自分もいつかこんな風に終わってしまうのかもしれないと思ったら、少しだけ怖くもなったよ。

それから、アランは電子計算機、コンピュータの基礎を築いたわけだけど、現在私たちが当然のように享受している技術の礎になった先人たちの努力や苦労に改めて頭が下がる気持ちにもなった。
すごいよね、彼らがあれだけ苦労して作り上げた巨大なマシンの何百倍も賢い端末を、今はほとんどの人が当たり前のように片手でいじくっているんだから。

それともうひとつ嬉しかったのは、ベネディクトの喋りがシャーロックほど速くなかったおかげか、字幕に頼らなくても半分ちょいくらいは言ってることが分かったこと。
私の英語も少しは上達してきたのかしら。
英語教材の音声が全部ベネディクトだったらもっとやる気出るのになぁ(コラ



MIO
Air, Hal
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桜の季節

先日、猫トモさんからお花見に誘われてちょっと驚きました。


この辺って3月にお花見するんだ!


笑。
「まだ少し早いかも~」とは言われましたが、地元の方だと桜といえばゴールデンウィークなので軽くカルチャーショックですよ。


2013年のあの日から、もう3回目の春が来る。

岩手の3月なんてまだまだ冬みたいなもので、そこにほんの2~3パーセントくらいの春の匂いが混じり始める頃。
ほんの少しの希望と、それを試すみたいな冷たい風。

2013年の3月は、ちょうどそんな空気の中で震えてた。忘れられない3月5日。エアの病名が正式に診断されて、余命宣告された日。
もともとこの季節になると良くも悪くも色々な想いに押しつぶされそうになるのだけど、この思い出が追加されてからはますます、私の心は千々に乱れてしまうよ。

毎週治療に通った道。
朝イチでエアを病院に送り届けて、夕方5時に迎えに行く。1日がかりの点滴を頑張ったエアのために、部屋をぴかぴかに掃除して、エアの好きなプリンやケーキ、ササミを準備して待つ土曜日。
やることが全部済んでしまって、ひたすらお迎えの時間を待つ時間。
傍らに座るハルの背中を撫でながら、いつかこんな風にハルとふたりきりになってしまう日が来るんだ……と考えては馬鹿みたいに首を振って、絶望的な未来を一生懸命打ち消してた。
やっと夕方が来て、エアを迎えに家を飛び出す。病院までの徒歩30分の道のり。
エアが一緒の時は、エアが風邪を引かないように、お外嫌いのエアが少しでも怖い思いを減らせるようにタクシーを使っていたから、一人の時は節約のためひたすら徒歩。
桜並木の川沿いの道をひたすら歩く。下ばかり見て歩く朝の病院からの帰り道と違って、顔を上げる余裕のできる夕暮れの道。
桜のつぼみが少しずつ膨らんで、満開になって、散っていく様を眺めながら歩いた。
やっと会える、エアに会える。ハルとふたりきりという「非日常」から日常に還る時間。この時ばかりは明日のことなんか頭になくて、ただひたすら、今、エアを抱きしめることしか考えてなかった。幸せな時間だった。
エアと一緒に家に帰って、グルグル爆音で喉を鳴らしながら大好きなプリンを食べるエアを眺めて、やっと私の週末が始まる。
そう遠くない未来を見ないフリしながら、すっかり日常になってしまったそんな週末が、ずっと続くような、気がしてたんだけどなぁ・・・。

物理的に離れてしまえば少しは気も楽になると思ったけど、春の気配が近づいてくると、結局どこにいても同じだね。
3.11を受けて堤防を増強するとかで、あの桜並木も近々なくなってしまうらしい。
それでもあの景色や匂いや、あの時感じた気持ちは、一生私の中に春の思い出として残っていくんだろうな。
だけど、エアのことを忘れてしまうくらいなら、ずっと苦しいままでいいとも思ってる。

桜は未だに大好きなんだけどね。
楽しい思い出もたくさんあるから。

今年も一緒に桜を見ようね、エア。

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今はきっとこんな顔で私とハルを見てる。


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大好き。



MIO
Air, Hal
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癒やしのラテ

エアちんバースデー以来更新止まっててごめんなさい。
気づいたらもう今日から3月?びっくり。2月は逃げる、3月は去る?
でもこちらに越してきてからの私の毎日はずっとそんな感じで、気づくと給料日が来て気づくと月が変わっているような・・・。しかしまぁ一説によると、ていうか先日Twitterで回ってきたRTによると、1時間が5分くらいに感じられる人は実際にそれくらいしかトシを取っていないのだとかなんとか。よしよし、アンチエイジング!

さて、タイトル。カフェラテが好きなんです。
コーヒーあんまり得意じゃない上紅茶党なのにになんでか好きで、ティーラテよりカフェラテを頼んでしまう。
このハルちん色の液体と向き合う時間は日常のちょっとした至福の瞬間で、アタマが疲れた時、ココロが疲れた時、ふらふらと会社ご近所のスタバに行ってしまいます。
美味しいものは一番美味しい状態でいただくというのが我が信条なので、ノンファットにもローファットにもしないよ(そんなだから未だ正月太りがリセットできないんだ……と、いうことは重々承知している。

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家に帰るとね、↑カフェラテにゃんこそのものがいるのでね、家ではそんなに飲みたくならないんだけど。

今月、じゃないや先月は特にカフェラテ率が高かった。
新しい職場は以前より組織も大きいので、本当に色んな人がいます。
先月「分かり合えない人に理解してもらおうとする努力はやめた」と書きましたが、実際仕事の場ではそういった分かり合えない人ともお仕事しなきゃいけない場面が大多数なわけで・・・
それで例によって散々へこみましたが、分かり合えなくても協力し合えることに気づきました。
うん、なんかこうして文章にすると至極当然なことだな・・・(自分で書いて自分でびっくりした)。うまく言えないけど、ある程度のドライさと譲れない信念、だけど偏見なく相手の意見を聞き入れられる柔軟さ、そんなしなやかな精神が欲しいなぁと思う数週間でした。

プラス、自分自身の問題として、ここにきてまた「勉強」という壁にぶち当たったり。
仕事の基礎知識的なところがほぼゼロベースの私には勉強しなきゃいけないことが山ほどあって、唯一の特技である英語だって実践力はまだまだで、社会人になってからの効率的で効果的な勉強方法って何だろうと、今さらながら思い悩んでいる今日この頃。

なんというか、課題は尽きないよ、エアちんや。。。

それでもこうして足掻いているうちは、少なくとも底に向かって沈むことはないだろうと信じてひとつずつクリアしていくしかないんだろうね。
(案外足掻くのをやめたら自然と浮上した、なんて例もあるから人生は難しい)

今月も、
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片手にカフェラテにゃんこ、片手にスタバラテ持って、頑張ってみるか。

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今日の写真でお分かりのように、
今まで故意に封印してたわけじゃないけど、どうしてもそういう気分になれなくてホコリかぶってたデジイチを手に取れるくらいには、元気になったよ。
エアの写真がもう増えないのは、まだ悲しいけど。



MIO
Air, Hal
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Happy Birthday 2015

今日は朝起きて会社に行って、いつものようにそれなりに笑ったり怒ったりしながら仕事して、帰りに英会話に行って、いつもながらド緊張しながら個人レッスンでそれなりに楽しく会話をして、
帰宅した途端涙が止まらなくなった。

今日はエアの9回目の誕生日。

エアに触れられなくなって2回目の誕生日。

エアのおかげで、
当時は想像もつかなかったところで想像もつかなかった仕事に奮闘する毎日。
笑ったり、怒ったり、へんこんだり。
それでも片時も忘れることのない、大事な君。

闘病中、エアが首からさげていたチャームは、
今チェーンをつけて常に私の首からさがってる。
いつでもエアに私の心音が聞こえるように、チャームはいつも心臓に一番近い場所にある。
緊張した時、辛い時、悲しい時、嬉しい時、
気づけば首のチェーンを触るのがすっかり癖になった。

何かのニオイ、ふとした音楽、そんなものをトリガーに、未だに私の心は闘病中のあの生々しい感覚を思い出す。苦しくて、寂しくて、所構わず叫び出したくなる。

エアのお気に入りだったプリンはあれからどうしても食べられなくなった。
食べると絶対に泣いてしまうから。

人生の半分以上追いかけている大好きなB'zも、Endless summerだけはCD化された今もどうしても聴けない。2013年のライブDVDだけはどうしても観ることができない。
きっとエアは元気になってライブにも行ける、そんな望みを託して取ったチケット。行けないまま机にしまい込んだチケット。

未だにカミサマが憎くて仕方ない。
いつか死んだら絶対跳び蹴りして腹パンして髪の毛むしってやる。

だけど今日だけは感謝しよう。
君がこの世に生まれてきてくれたことを。
私を見つけてくれたことを。

ただ静かにそこにいるだけで、愛とは何かを教えてくれたエア。
荒んで疲れ切っていた心をそっと癒やしてくれたエア。

どんなに辛い一日でも、その日の終わりに君の顔を見れば元気になれた。
君に抱きついて、温かい体温と静かに上下する胸の音を聞けば、いつでも私の心は穏やかになれた。

君に出会えていなかったら、私はきっと今もひとりぼっちだったよ。

生まれてきてくれてありがとう。
何回言っても足りないくらい、君のことが大好きだ。
会いたくて仕方ない。恋しくて仕方ない。
透明になって、今もずっと隣りにいてくれてるのかな、エア。
触りたいよ。

エアが虹の橋に行ってすぐくらいに、Facebookの海外猫トモさんがこんな詩を見つけて教えてくれました。ミオ、これがまさにエアがあなたに言いたいことよと。

前に一度和訳してみたんだけど、TwitterやFacebookのタイムラインに流れてしまったので、改めてブログに残します。
エアを愛してくれる友達へ。
大切なパートナーを亡くし、泣いているあなたへ。


昨日の夜、僕はこっそり君のベッドを訪ねた。君の顔が見たくなったから。
君、また泣いていたんだね。眠れないのかい。
涙を拭う君の耳元で僕はそっと囁いた。
僕だよ。君を置いていくわけないじゃないか。僕は元気だよ。ここにいるよ。

そして夜が明けて、朝ごはんの時も、僕は君のとなりにいた。
君がお茶を注ぐのを眺めてた。
君はいつも僕のことを考えてばかり。君の手が、もうすぐ僕に届きそうだったのに。
今日、君が買い物してる時も、僕はそばにいた。
たくさん抱えた君の荷物を、ひとつでも持ってあげられたらいいのに。

そして…僕のお墓の前でも、僕は君の横にいた。
そんなに大切そうに僕のお墓を見つめる君に言いたかった。

僕はそんなところで眠ってなんかいないよ。

そして僕は君と一緒にお家に帰ってきた。
不器用に玄関の鍵を開ける君の手に、僕はそっと自分の前足をのせた。

ねぇ、僕はここにいるよ。

君はとっても疲れたように、ぐったりと椅子に座り込んだ。
ここにいるよって、僕は何度も君に知らせようとした。
君が望むなら、僕はいつでもそばにいる。
何度でも言うよ。決して君をひとりぼっちになんかしないって。

すると君はふいに、静かに微笑んだ。
あぁ、やっと気づいてくれたんだね。
その日、夕暮れの静寂の中、
僕はついに、君に寄り添うことができたんだ。

長い一日の終わりに、君があくびをする。
僕はそれが嬉しくて、君にこう言うんだ。
おやすみ。いい夢を。明日の朝、また会おう。

いつかその日が来て、君が

僕と君との間にある、ほんの小さな隔たりを飛び越える日が来たら。

僕は誰よりも先に駆けつけて、君を出迎えよう。

そして僕たちはまた、並んで歩き出すんだ。あの日のように。

君に話したいことがたくさんあるんだよ。
見せたいものもたくさん。

だから、ねぇ、どうかそれまで、ほんの少しの辛抱だ。
君は君の時間を、しっかりと生きて。

そしていつかきっと、僕のところに帰っておいで。



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今日は、久しぶりにエアの大好きなプリンを買ってきました。
時々しか食べられなくてごめんねエア。だってね、これ食べると泣いちゃうんだよ。

今夜は眠れそうにありません。



MIO
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分散型システム(でもまだ時々失敗)

今週末は、久々に予定のない土日でした。
こちらに転勤になってからというもの、エアちんのお導き?か仕事でもプライベートでも色んな人と接する機会が増えました。
ここ2週間は、仕事の方では海外の方と接する時間がすごく長かったので英語漬けでな感じでした。私のへなちょこ英語力もここ数ヶ月でいくらか向上したように思うけど、まだまだもどかしいことだらけです。
今週はさすがに疲れ果ててしまい、土曜は昼過ぎまで眠ってしまいました。
世の猫さまは朝ごはん催促に下僕を起こしに来ると言うけど、エアもハルも私に似たのか朝ごはんより二度寝が好きなようで(笑)、今週末もハルは私と一緒になって連日寝坊。

土曜日は、昼過ぎにのろのろ起き出して週末恒例の雑巾がけをして……
土曜日の朝は毎週大掃除の日と決めていて、家中の床を雑巾がけします。とはいえ今はちっちゃなマンションの1室なので他の掃除も含め1時間ちょいくらいで終わるんですが。
クイックなワイパーもいいんですが、やっぱり雑巾で拭くと部屋中がスッキリして気持ちいいです。なんか、気持ちもスッキリしますしね。
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掃除を終えて、ヒータのスイッチを入れて、空っぽの加湿器に水を入れてスイッチを入れて、ハルも気持ち良さそう(笑)。毎週この瞬間が一番好き。
気持ちがモヤモヤした時は部屋の掃除、これオススメです。
(で、掃除後はひたすらハルと昼寝して土日が終わってしまいました……)


人との距離感というのは、いくつになっても難しいものです。

でも、少し前までの自分を思えば、これでもずいぶん進歩したようにも思います。
何年か前までは、どの人にも自分を100%理解して欲しいという気持ちが心のどこかにあって、そして同時に、どんな人でもいつかは分かり合える、という思いが自分の中にあったように思います。
それで何かあるたび酷く落ち込んでいたわけですが……

あるタイミングで、それらを全て諦めてしまったら、ずいぶんと生きるのが楽になりました。

諦める、なんて言葉を使うとネガティブな意味に取られてしまいそうですが、少なくとも私の精神衛生上はかなり良い選択だった。
家族でも友達でも例外なく、自分と違う人格を持っているのだから100%同じなんてありえないわけで。そして悲しいことに、この世界には絶対に分かり合えない人というのも存在していて……
そんな中で、100%の自分の、その何%分はこの人が分かってくれる、何%の部分はあの人と共感し合える……そういう風に考えたら、世の中が以前よりも生きやすく思えました。

なんだかな、こうして文章にしてみるとちょっと冷たい感じがするかな。
でも、そう思えたら自分にも他人にも前より優しくなれたような気がします。

自分を傷つけた相手にさえ、自分を分かってもらおうと奮闘してまた傷つく。そんな、ある意味自傷行為を繰り返していた私にそれを教えてくれたのはエアだったのかもしれません。

「おれがいるから、いいじゃない」

何にも代えがたい大事なものをひとつでも心に抱えると、自分自身にも優しくなれるんでしょうね。


そんなわけで、
分かってくれる人だけ分かってくれればいいと思い、外では口に出しませんが、そろそろエアの9回目の誕生日が近づいてきて、少しだけ気持ちが揺れている私なのでした。。。



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